2014/06/30

渋谷美香(2010)『はじめての教育委員』日本看護協会出版会


  • 研修は企画書をつくる(継続,実践,問題を持ち越さないため)
    • 担当者名,研修名,講師名,研修目標,企画意図(動機・現状),内容(目標達成に必要なポイント),受講予定者,研修方法,期日,場所,予算,期待される成果,評価方法・指標
  • プログラムもつくる
    • 担当者名,研修名,研修日時・場所,研修対象・人数,研修目標,展開(時間・方法),会場設営,必要物品,事前・事後課題,その他
  • 教育デザインの中心はビジョン(目的・方向性=こんな実践がしたい),参加者が納得して参加するために必要。
  • 誰に研修を提供するかは,そもそも必要な能力(キャリアラダー,アウトカム表など)から設計する。このうち,あれもこれもにならないよう,学びたいことと学ぶべきことの2軸で整理する。
  • 目標は参加者自身が自己評価できる表現にする。〜を学ぶ,〜を理解するよりも,患者に〜の看護を提供する,という現場での還元を念頭につくる。
  • どんな研修も,(1)そもそもなぜこの研修をしなければならないのか,(2)現場でどのような問題が起きているのか,(3)この研修を受講して職員にどのような看護実践をしてもらいたいのか,の3つを自分なりに理解できれば研修企画はできる。
  • 短い時間で成果を出す研修とするために,目標を具体的なイメージで確認することが重要。
  • 納得してもらうための話し方は,実物(ヒヤリハット)を見せて解説する,自分の言葉で話す,こんな時どうしたらいいと思いますかと参加者に話してもらう。
  • マイクを渡す際は,意見を聞かせてもらっていいですか?という疑問形で聞く。最初にマイクを渡す人は,偶然の確率で当たるという設定がよい(一番遅く起きた人など)。話してもらった後は,なるほど,つまり〜が一番大切と言うことですか,と言い換える。
  • 満足度評価は,何に満足したかをきく。それ以外に評価では,そもそも学んでほしかったこと,現場で達成されているかも評価する。
  • 研修が終わったら,企画書にアンケート結果,全体評価を加えて報告書を引き継ぐ。