中原淳(2014)『駆け出しマネジャーの成長論』中公新書ラクレ
- マネジャーとは,他者を通じて物事を成し遂げる人,具体的には,3分野10の役割がある
- 対人関係:挨拶,ベクトル合わせ,連絡
- 情報関係:分析,伝達,宣伝
- 意思決定:変革,障害やりくり(解決しない),配分,決定
- 新人マネジャーに求められるものは生まれ変わること(=新たに学び直す)
- 今のマネジャーは,(1)突然化(フラット化の弊害),(2)二重化(プレイヤーもこなす→バランス欠く人増える),(3)人材の多様化,(4)煩雑化(予防線業務の増加),(5)若年化の5つの問題がある。
- マネジャーになることはポジティブな経験であるが,目標達成,板挟み,業務量,現場離脱などの面での不安も同時に経験する。
- 新人マネジャーは,部下育成(優先順位をつける),目標咀嚼(仕事の意味づけをするワーディング+上役を動かすロジック),政治交渉(友達作り・Win-Win・共有ビジョン),多様な人材活用,意思決定(メリット・デメリットなど選択肢を用意),マインド維持(現実に折れない→話す),プレマネバランスの7つが当面の課題。
- マネジャーの育成には,メンタリングとフォローアップ研修が重要。また,ミニ経験としてのOJT指導が重要。
副題に科学するとあるものの,やや物足りない内容。