Bulsara, D., S. Parker, and J. Cornell. (2025) “ Experiences and Perceptions of Academic Motivation in Adolescents With a Refugee Background: A Reflexive Thematic Analysis.” European Journal of Education, 60(3)
- 再帰的主題分析(Reflexive Thematic Analysis)を用いた研究(Braun and Clarke 2022)
- 研究者の主観性や解釈を分析の核として積極的に活用する手法
- 研究者の役割
- RTA:データに意味を与える能動的な解釈者
- TA:データからパターンを抽出するコーダー
- テーマの捉え方
- RTA:分析者の解釈を通じて生成するもの
- TA:データの中に存在するテーマを発見する・特定する
- 分析プロセス
- RTA:再帰的=データの熟読、コーディング、テーマ構築を再帰的に繰り返し進めるプロセス
- TA:直線的=手順通りに実行する
- 難民を対象とする研究は難しい
- 手の届きにくいグループである(厳格な保護措置が必要)
- そのため、少数のサンプルに焦点化する傾向がある
- 直接インタビューするには、幼い・脆弱
- そのため、対象の観察で補完する
- RTAのプロセス
- (1) 全てのトランスクリプトを慎重に読み込むことで、データセット全体に慣れる
- (2) データセット内の関連する明示的・暗黙的な概念にコードラベルを付与するため、データセットを体系的に反復的にコーディングする
- (3) コードラベルを全て検討し、研究質問の文脈において共有されたパターン化された意味を特定することで、初期のテーマを生成する
- (4) 初期のテーマを全データセットとの照合により再検討し、参加者の学業動機に関する経験と認識について説得力のある物語を伝えるパターンが存在するかどうかを確認
- (5) テーママップの開発を通じて、テーマの精緻化、定義、および命名を行う
- (6) データセットから選択した具体的な例を用いて、一貫した分析的物語の開発の中でさらに精緻化を行う