Deterding, N. M., & Waters, M. C. (2018). Flexible Coding of In-depth Interviews: A Twenty-first-century Approach. Sociological Methods & Research, 50(2), 708-739.
- グラウンデッドセオリーは、よく使われるが、現代の研究環境に合わない
- 開発されたのが1960年代、コーディングは、マーカー、はさみ、インデクスカード
- →二次分析ができない
- 現在はQDAソフトウェアがある
- 分析を一人で行う前提→現在は100件のインタビューをチームで分担して分析
- 「フレキシブルコーディング」を提案
- 細部から始めず、全体から徐々に絞る
- 具体的には、3つのコードを使う
- 属性コード:回答者の年齢、性別、人種、居住地などの情報をインタビュー記録全体に適用する
- 索引コード:インタビュー項目に沿った、トピック・テーマごとのコード(学歴、子ども時代など)を、テキストの大きな塊に適用し、あとから特定の話題を簡単に見つけられるようにする
- 分析コード:特定の議論の中心となる、概念的なコードで、索引コードをつけた後で、関連部分に絞って適用する
- 分析を3段階で行う
- 第1段階:全体像の把握
- 逐語録全体を読み、質問項目に沿って索引コードをつける(データ全体を整理する)
- 分析の初期的なアイディアをメモとして記録する
- 第2段階:分析コードの適用
- 特定のテーマに焦点を絞り、索引コードを使って関連する逐語録のみを抽出し、そのデータに対して詳細な分析コードを適用する
- 第3段階:理論の検証と精緻化
- QDAソフトの検索・クエリ機能で、分析コードと属性コードをクロスさせる
- 特定の属性を持つ人の間に、どのような傾向が見られるか、理論の例外となるケース(ネガティブケース)を特定、主張の妥当性を検証する