2025/08/13

Vieira, A., Rodrigues, L. and Barbosa, M.-L. (2025), Measuring Change in Institutional Diversity in Higher Education in Brazil. Higher Educ Q, 79: e70022

  • 潜在プロファイル分析による機関ロジックの分類を行う研究
    • ブラジルの国立・私立大学を対象:すなわち、機関によってさまざまなロジックがありうる
    • ブラジルでは高等教育制度の拡充が図られているが、それが機関の機能に与える影響を実証データで推定(2010→2019年変化として推定)
  • 結果として、9つの機関グループを特定
    • 研究志向大学は、変化なし
    • 小規模私立はハイブリッド化、営利機関は産業ロジックの強化あり
  • データで機関のロジックを見る点がおもしろい
    • 学生データを用いる(機関×学生のデータ?)
    • ソースはブラジル高等教育センサス、および、大学院入学者の成績・国籍・在籍期間データ(評価機関である高等教育人材改善調整機構の調査)
  • 推定されたクラスター
    • 大規模・仮想化、分散型・多機能型、応用・夜間型、専門職型、フンボルト型・技術型、教育型、地域統合型、少人数・教員研修型の9つ
    • これらを2010→2019で変化したかどうかを推定
  • 組織機能を5つの領域で把握:ガバナンス、教育、研究、国際、社会貢献
  • これらを43変数で測定
    • ガバナンス:規模(職員数・学生数・学部数)、期間(設置からの経過年)、立地(首都のコースの在籍者数)、経営(経営参画教員数)、教員(女性・黒人・障害教員割合)、機関(障害学生へのアクセシブルなコースの割合)
    • 教育:学生(学位の種類、提供形態、専攻別在籍者数、奨学金受給者数、インターンシップ参加率)、教員(常勤教員数、博士保持教員数割合)
    • 研究:学生(修士、博士取得率)、研究費獲得学生数、トップ雑誌掲載数
    • 国際:学生(国際プログラム参加学生比率)、教員(外国人教員数)
    • 社会貢献:学生(社会活動従事学生数割合)、教員(社会活動従事教員数割合)
  • これらを探索的因子分析(データの次元縮約のため)→7因子特定
    • 規模、教員業績重視、アカデミックトレーニング重視、フルタイムオファー、バーチャル教育、実践活動参画、学術的役割の統合、教員の研究の質