大学教育の崩壊:高等教育におけるラーニングの問題
- 大学教育の崩壊は、外部からではなく現在の教育実践に根ざして進んでいる=体験に基づく学びが増大し、これが部分ではなく主たる学習になり、学士課程の質保証のあり方を変えている(既存カリキュラムが崩壊している)。
- カリキュラムへの2つの圧力:(1)体験的な学びが効果を上げている、(2)インターネットを介した参加型インフォーマルラーニングの存在。← 学士課程カリキュラムは半世紀前に作られた遺産(=教員は協働による共通目標を設けた授業を教えていない=断片的な単位の集積で卒業)。
- 効果的な体験学修の効果:(1)時間を使って努力する、(2)教員・ピアと本質的なことで交流する、(3)多様で異質な体験をする、(4)頻繁なフィードバックに対応、(5)内省的で統合的な学習をしている、(6)社会とつながった学習をしている。
- 参加型インフォーマルラーニング:「人は何かを実践することでより学ぶ」⇔ 何を学ぶかを組み立ててから実践に至る(=伝統的カリキュラム)
- そのためには、早い段階でウェブメディアなどを使って、自信を持って語る経験をしておく必要がある。いかなる環境でも実践の中で考えることができるようにするため。
- 今のラーニングにティーチングを合わせるには、チームによるコース設計が必要(← 論拠弱い)。
http://www.juce.jp/LINK/journal/1302/pdf/08_01.pdf