2018/11/30

新井泰弘・川口大司(2011)「産業構造の変化と高等教育の役割」NIRA『時代の流れを読む』NIRA研究報告書,62-76


  • 日本の1次・2次産業就業者は急速に減少 → 理工系進学希望者の減少
  • 学部比率=f(1次産業比率,2次産業比率)の直線回帰
    • どの国も相関なし(日本は工学部と2次産業比率の間に関係あり)
    • ← 短期的に在学生数を変えることは難しいため(学生が減ったからといって教員を減らせないため)+効果のタイムラグがあるため(数年後の産業構造を見越した定員削減は難しい)
  • 学問分野別就業先マトリックス
    • 学部iから産業jへの就職割合÷学部iの構成比委率×産業jの構成比率という指標を作成
    • これが1に近いほど、学部と産業の就職に偏りがない
    • → 近年になるに従って、偏りが小さくなっている
    • → サービス業は採用学生の垣根が低い
  • 含意:抽象概念中心でさまざまな分野に応用可能な内容を教えるべき。(ロボットの作り方なら、部品加工やハンダ付けではなく、制御システムや設計方法を教える)。