Chaffee, E. (1985) "Three Models of Strategy," Academy of Management Review, 10(1), 98-98.
- 戦略という言葉は,同じメンタルモデルを前提に使われているが,実際にはその定義に合意はない。戦略は多面的で,状況依存であるため。
- 戦略は,フォーカスに応じて3つに分かれる。
- 線形戦略:プランニングにフォーカス,方法論,逐次的な行動計画を含意した戦略。
- トップに組織を変革する能力がある,タイトカップリングを前提とする。
- 適応戦略:SWOTのマッチを探る戦略
- リニアとの違いは,(1)常に内外の状況を評価と戦略変更が同時に行われる,(2)ゴールを強調せず手段に焦点化,(3)外部環境は複雑で理解が困難と考える。
- 組織と環境はオープンと考え,環境と共に組織は変化する必要がある。
- 解釈戦略:戦略を組織が利害関係者に認識されるためのシンボルとして位置づける
- リニアと同様に環境を扱う,ただしリニアは環境を組織行動の手段として扱う,解釈は環境をコミュニケーションを通じて扱う。
- 適応と同様,組織と環境はオープンだが,解釈は構成員の態度変化が成果達成に重要と考える。
- 線形=目標達成のためにいかに競合と競争するかの戦略,適応=組織は環境の変化に応じて事後的に変化する,解釈=利害関係者が組織を支持するシンボルを与える戦略。
- 戦略の階層性:機械,生物,文化で階層化(線形,適応,解釈に対応)
- 上から下へ統合していくことが重要だが,どう統合したらよいのか。(また,統合したとしてそれは本当に機能するのか。)現実には3つの面を別々に取り入れている。