Riffe, K. A., and M. J. Pifer. 2026. “ Academic Departments as Microfoundations of Institutional Governance.” New Directions for Higher Education
- 大学のガバナンス研究はマクロな組織構造(執行部や教授会)にのみ焦点化
- 基礎単位の学科や部門が、全学ガバナンスに果たす役割が不明確
- → Microfoundationに注目して実態調査
- 効果的なガバナンスに寄与する要因
- 整理:部門の業務がどのように構成されているか、メンバーがタスクの完了方法について共有し、効果的な理解をどう構築するか
- 動機づけ:部門の業務がどう奨励され、メンバーがどう評価され、仕事をするよう奨励されるか
- 促進:部門の業務がどう実施され、メンバーがどう支援されているか
- 社交:部門の業務がどう学ばれるか、メンバーが部門の文化や業務、役割をどう理解するか
- リーダーシップ、移行、能力開発、透明性、メンタリング、ロールモデル
- ガバナンスとは、単なる「トップダウンの官僚的な構造」や「規則集」ではなく、日々の部門会議の進め方や、若手教員へのメンタリングといった「草の根の相互作用」の中にこそ本質が存在する
- 部門のリーダーが意図的に透明性や同僚性を育むことこそが、一人の教員をガバナンスの主体として育て上げ、ひいては大学組織全体の健全性と変革能力を高める