Taylor, M. (2013) "Shared Governance in the Modern University," Higher Education Quarterly, 67(1), 80–94
- 現代のシェアドガバナンスの軽視:不可避でも望ましくもない → 執行部と教員集団の間には適度な緊張関係があることが,長期的には望ましい。
- UKの標準モデル:アカデミック主体(Senate,アカデミックマター)と管理主体(Council,管理・財務マター)の2元制
- 80年代以降の法改正で,管理部門の役割が強調される → アカデミックの疎外と弱体化
- しかし,教育研究面での成果は,アカデミック主体の積極参加に決定的に依存している。アカデミック主体は管理部門からの命令では動かず,相互信頼が必要。
- VC(執行部)の重要な役割は,執行部の政策を支持するクリティカルマスを作ること。← これが学内のコンフリクトを緩和・解決する。
- シェアドガバナンスモデル:SenateとCouncilがExecutiveで調整されるモデル。
- シェアドガバナンスの重要な特徴は,アカデミックと管理部門の相互信頼にある。両者の役割を明確にすることではない。
- 意思決定の中央集権化と教員の疎外は,教員集団の摂理である学問分野への回帰を強化し,大学組織への貢献をしなくなる。
- シェアドガバナンスの程度を測定することは難しい。