Kaplan, G. (2004) "Do Governance Structures Matter?", New Directions for Higher Education, 127, 23-34.
- ガバナンス:集合体が方針や政策を決める手段と行動のこと。
- 本稿の焦点:実際の意思決定構造と,その構造が決定事項の実施とどう関わるか。
- 大学のガバナンスに関する問題;(1)意思決定が民間型中央集権になった,(2)シェアドガバナンスがわかりにくすぎて,社会経済的要求に対して鈍すぎる。
- しかし,これらは実際に検証されていない。
- 理事会構造,教員集団の役割,教員集団が権威を失った効果の3つに分析の焦点をしぼる。
- 仮説1:理事会権限が学内者へ委譲されると,教員集団の意向に沿った意思決定がされる。学外者へ委譲されると,逆の意思決定がされる。
- 仮説2:教員集団にとってある決定が好ましい結果になるには,より参加・関与がある時に限られる。
- 仮説3:教員集団にとって好ましい成果を得るには,教員集団の影響力が公式のシステムに組み込まれている時に限られる。
- National survery of governance structures,教育省の調査データを使用。
- 説明変数:機関のミッション,公私,医学部有無,選抜度,市場依存度,地域特性
- 被説明変数:学長の民間経験,学生一人あたり支出,平均教員給与,プログラム閉鎖数,メリットペイの有無,教員授業負担
- 実証結果:有意な結果なし。