2016/01/14

Campbell, J. P., DeBlois, P. B. and Oblinger, D. G. (2007) "Academic analytics: A new tool for a new era," EDUCAUSE Review, 42(4), 40-57.


  • 教育の質に関する説明責任の圧力が高まる中で,Academic Analyticsという形でITが貢献できる。
  • 経営判断に用いられる分析は,初年次教育の質から潜在的な寄付者の発掘まで。
  • IRerとAderが情報を分析して学生にアクセスすることから進んで,今では資金獲得にもITシステムを用いることができる。
  • 潜在学生の大規模データを用いて,入学者獲得戦略を立てる事例(1990〜,Baylor University)。最も有意な8変数は,プレミアイベントへの出席,キャンパスビジット,正課外カリキュラムへの関心,高校の出席率,Mail qualifying score,SATスコア,自主的なコンタクトの回数,オンライン相談のスコア
  • リテンションの予測変数(U of Alabama):累積GPA,英語コース,英語コース成績,自宅からの距離,人種,数学クラスの成績,合計修得単位,ACTスコア
  • 成功するAAプロジェクトが備える3つの特性:(1)リーダーがエビデンスベースの意思決定にコミットしていること,(2)幹部職員がデータ分析のスキルを有すること,データを自由に収集・利用・分析できるプラットフォームがあること。
  • AAプロジェクトをうまく回す留意点:監視者の存在(誰がデータを取る権限を有するのか),全体的視点,教員の参画,プロファイリング,プライバシー,データ管理,情報共有。要するに,AAは強力な道具だが,軋轢をもたらすこともある。