Carla Patricia da Silva Souza & Adriana Roseli Wünsch Takahashi (2019) Dynamic capabilities, organizational learning and ambidexterity in a higher education institution, Learning Organization, 26(4), 397-411
- テーマ:DCはOLやOAにどう関連しているのか?
- ダイナミック・ケイパビリティ=組織が自らを適応させ、更新するために必要なもの
- リソースの再構成を通じて開発され、変化を調整、創造し、能力を更新する
- 組織が効率性を向上させるために、組織的にその運営ルーチンを生成し、修正することを通じて、学習された安定的な集団活動のパターンを表す
- 組織学習=社会的・心理的プロセスや知識の流れと組織の変化を伴うダイナミックでマルチレベルな現象
- 組織的両利き性=変化に適応するには柔軟性と俊敏性が必要、組織は革新と安定性の維持を両立させる必要→いずれも緊張感のあるプロセス
- 本稿は、ブラジルの私立(営利?)大学のケーススタディで、DCがOLとOA(探索・活用のバランス)にどう影響するかを分析
- 私立大学が、強い市場競争で生き残り・成長を迫られているため
- 9人の管理職インタビュー、文書分析、参与観察
- 2つの学内事例に注目
- DC=急速に変化する環境に対応するために、内外の能力を統合し、構築し、再構成する組織の能力
- 3つの活動を通じて構成される
- 環境を監視すること(sensing)
- 定された 機会を利用すること(seizing)
- 資源を再構成すること(reconfiguring)
- →つまり、個人および組織の新しいルーチンの創出を促す
- そのプロセスはセンスメイキングとセンスギビングで表せる
- OL=変化を伴うダイナミックでマルチレベルの組織的プロセス
- 集団的センスメイキング活動が重要→マルチレベルの学習と将来の行動を形成する
- OA=探索と活用の実践の間に適切なバランスを見出す能力
- 探索=研究・発見
- 活用=洗練・実行
- 構造アプローチと統合アプローチで研究されてきた
- 構造:両利き性を実現するためには、異なるプロセス、構造、文化を持つ、1つのユニットと1つ以上の探索に焦点を当てた2つの構造を持つ必要がある
- 統合:メンバーの行動を、働くコンテクストにおける一連のシステムとプロセスを考慮する(個人は組織のコンテクストに組み込まれているため、マネジャーは、メンバーが各自の時間を探索と活用の両方に使うことを奨励するために、コンテクストを作成し、維持する必要がある)
- 両手利き能力を育成するには、変化から生じる緊張に対処する個人のスキルと、個人の統合を促進する正式な構造や調整メカニズムが必要
- ブラジルの高等教育
- 87%私立、75%の学生が私立
- 事例校=マーケットリーダー、最も成長せいているHEI
- 2つの事例
- オンラインコース提供
- 「希望する人たちだけがDEに取り組むようになったので、より多くの障壁を避けることができた」
- 資本のオープン化(?)
- 家族経営→専門家経営へ移行:組織文化を大きく変える
- どちらにもDCの3活動(感知、把握、再構成)が見られる
- どちらも個人の意図が個人レベルのセンスメイキング、トランスフォーメーションに影響を与え、それが他のメンバーの行動に影響を与えていた
