山川修・早川公(2023)『ディープ・アクティブラーニングのはじめ方』春風社
- ディープ・アクティブラーニング:3つの要素
- 深いアプローチ:概念を自分で理解しようとする学習(浅い=授業で与えられたことを満たす)
- 深い理解:転移可能な理解
- 深い関与:目の前の学習に興味を持って取り組む
- 3つを満たす学習モデル=円ゲストロームの拡張的学習
- 探究的学習の6ステップ(エンゲストローム 2010)

- 地域PBLでの6ステップ
- どうやって問いを立てるか?→ひな形をデザイン思考に沿って提供
- (1)なぜ?(着眼)のコツ:一歩下がる(知っている感覚を脇に置く)、他の人が何を見失っているかに気をつける、前提条件を疑う、今抱いている疑問を疑う
- (2)もし〜だったら?(発散)のコツ:通常組み合わせないものを組み合わせる、わざと間違える、様々な視点から考えたあとしばらく放置して熟成、散歩で考えることを意識せず考える
- (3)どうすれば?(収斂)のコツ:まず試してフィードバックをもらう(思考ではない)
- 質問ワーク:(1)メンバー間の信頼関係を高める、(2)問いの投げかけを通じて課題の本質を探究する
- 人数:3〜6人
- 時間:1人20分×人数
- 準備物:なし
- 進め方
- (1)まず1人1分で、自分が解決したい課題に関して話す(全員が話す)
- (2)誰(フォーカスパーソン: FP)の課題に関して取り扱うかを決める(1分)
- (3) FPが、自分の課題に関して再度説明する(1分)
- (4)サポートパーソン(SP)が質問を行い、それに対して誰かが答える形でワークを進める(10分)
- 5)メンバー全員が質問ワーク中にキャッチした課題の本質に関して手短に述べる。ただし、FPはSPの話を聴いた後で最後に話す(3分)
- (6)質問ワークをして何を発見したかを話しあう(5分)
- (7)時間がある場合、(2)に戻り次のメンバーの課題に向きあう。
- 地域PBLは5日間の集中講義
- SBIフィードバック:状況(Situation)、行動(Behavior)、影響(Impact)
- メンバー間の信頼関係を創るため、1日の始めに、リーダーシップの3要素のどこを自分で意識するかを宣言する
- 1日の最後に、SBIの観点で、他のメンバーにフィードバックする(どういう状況で、どういう言動が、私に影響を与えたかを伝える)
- URシート(U-Reflectionシート):U理論をベースにシート記入
- 今日の活動中で、驚き・興味・不満・不安・違和感を感じたか?
- それらの経験から何が分かるか?どういう意味を持つか?(発見)
- 発見を生かすために考えられることはあるか?
- 今日の感想を自由に書いて
- デザイン思考はコトづくり ⇔ 従来思考はモノづくり
- デザイン思考の5段階
- 共感:相手の立場に身を置く、フィールドワークをする、
- 問題定義:さまざまなデータをもとに真の問題を設定する、共感をアイディアにするため、共感マップで整理する(ユーザの言っていること、考えていると思われること、やっていること、感じていると考えられることの4つで分類する)
- アイディア化:3つのアンラーニング(社会的に正しいこと、実現可能なこと、価値のあることを発想しないといけないという前提を捨てる)
- プロトタイピング:作り込みすぎず、この程度で十分 & 数を出す
- テスト:ユーザに体験してもらう
- PBLのスケジュール

- 発表は2分のストーリーテリング
- PPTで落とされがちな、感情や心情を表現するのに適している
- 4つのツールキット
- プロット:起承転結、行動・葛藤・解決策、ピクサーピッチ(むかしむかしあるところに、毎日、ある日、それによって、またそれによって、最後には)のどれかの枠で考える
- 構造:プロットを支える設定
- 役割・役柄:配役を決める
- 関係性:親子を、社会的属性で捉えるか、どう接していいか分からないととらえるか