2024/09/12

石橋希・正司豪・尾澤重知(2024)「大学における探究学習を通じた自己探索に関する考察」『日本教育工学会研究報告集』2024(2), 19-26

  • 探究学習の共通点:「問いや問題によって刺激されること」「知識を構築することと新たな理解のプロセスに基づくこと」
  • 他者との協働における認知的葛藤により自己省察が生じる(Shirouzu et al. 2002)
  • 複線径路等至性モデリング:対象者があるひとつの結果(等至点)に至るまでの複数の径路を「必須通過点」や「分岐点」等の概念を用いて、非可逆的な時間の中で表し、対象者の行動や意思決定の過程を記述する方法
    • ←課題に取り組む過程で生じた心的事象について詳細を捉えることができる
    • 非可逆的時間:心理的・経験的な時間の流れ≠物理的な時間
    • 等至点:探究学習を通して、将来につながる自己を確認する
    • 分岐点:複数の径路が発生する結節点
      • 社会的助勢:等至点へ向かうように働きかける
      • 社会的方向づけ:等至点から 遠ざけようとする
    • 必須通過点:制度的・慣習的・結果的 に多くの人々が共通して経験する出来事や行動
  • 探究キャリア教育に参加した学生を対象に分析
    • →等至点=探究学習を通して、将来につながる自己を確認する
    • 必須通過点:OPP1:科目履修する、OPP2:プロジェクトに取り組み始める、OPP3:関心を実践できて評価可能な計画に 落とし込む、OPP4:実践を通してデータ収集する、OPP:5取り組みを発表する
    • インタビューデータをTEM図にプロット