中世古貴彦・木村拓也・丸野俊一(2016)「メルボルン・モデルのインパクト」『基幹教育紀』2,11-26
- ワールドクラスの大学=学部教育より大学院教育=PhDプログラムを重視することが求められている→学部教育はどうすればよい?
- メルボルンモデル:96学位プログラム→6分野、学部中心からレイトスペシャリゼーション
- 学位の種類は大括りになったが100近いメジャーから選ぶ
- 学士は3年6セメ、1セメ最大4科目、1科目12.5単位、1セメ50単位・年間100単位・3年300単位で卒業
- 授業の種類:必修科目(学位に応じた科目)、選択科目(メジャーに関連する科目)、広域科目(メジャーを問わず自由に履修)
- 実際は積み上げ科目が75%=学部教育の中心は100近いメジャーに応じた専門教育
- 専門教育を維持するには細分化したメジャーが必要(?)
- 広域科目は教養・一般は求めていない:「幅広さ」の意味
- 大学院の2学位:コースワーク学位(医学、法学、教員、建築、工学、セラピスト等)と研究学位
- つまり、メルボルンモデルは学部のレイトスペシャリゼーションではなく、研究学位を守りながら大学全体を大学院中心へ移行する構造変革
- 積み上げ専門教育の維持+多くの機能を引き受けるコースワーク学位+不変の研究学位
- モデル導入で学部教育が教養・一般教育にシフトしていない