Blond, H. (1995) "Postmodernism and Higher Education," Journal of Higher Education, 66(5), 521-559
- 4つのPM議論を扱う:デリダ,フーコー,リオタール,ボードリヤール
- デリダ:言語が現実の描写と考えの伝達を行う。→ 二項対立をつくる → 脱構築
- 高等教育:教員と学生,教育より研究,修士より博士,文系より理系
- → 周辺者を際立たせる → 既存の報酬体系,組織目的,権威や責任に疑問を投げる。
- 大学業界の業績主義:それ自体は否定しないが,何が業績かを注意深く見ることは必要。
- フーコー:ディスコース理論
- 支配力 ≠ 力,= システム,ネットワーク。状態ではなく,支配力の帰結が重要。(Modernistは階層・葛藤・政治活動に注目する。)
- 大学は分野ごとに異なる方法・指向・言語を持つ ⇔ 共通価値も持つ(学問の自由,ピアレビュー) → 内部コミュニケーション活性化すればよい(Moderninst)→ 失敗する。
- なぜなら,覇権的な価値があるから。周辺集団は共通土台でコミュニケーションできない。
- リオタール:メタナラティブ(絶対的な存在)(の可能性はない)
- 高等教育の存在意義は経済的発展への貢献のみにある,という高等教育像に将来なる。
- 知識の伝達は,経済成長に役立つものだけが残る。教員も今は必要だが,将来は不要。
- 人文学は科学的方法をとるべきという議論 ← 大学を支配している見方
- 大学にあるメタナラティブ:(1)科学のみが絶対的存在,(2)効率性・効果性と技術転移性のみで判断
- 価値の中心はパフォーマビリティになる。
- ボードリヤール:内部崩壊
- メタナラティブの進展で,組織の境界は曖昧になる。→ 1校独占支配へ。キャンパスが必要なくなる。
- ポストモダンの資源調達
- より競争的で多様な資源に移る = 政府の権威が落ちる。(ポストモダンや矛盾を含んでいる)。
- では,どう対応するか?
- 社会的保守(昔の体制に戻る?),ハードコア,未達成ポストモダン,フェミニスト,マルクス派的対応,文化論,ポストコロニアリズム,カオス理論,越境,自由・実用主義