Quenette, A., & Rybas, N. (2023). Evaluating instructor quality: Moving away from student evaluations to peer review. New Directions for Teaching and Learning, 2023, 67–74.
- 授業アンケートの問題:気まぐれ、差別的、懲罰的という実証(Heffernan, 2023; Weaver et al., 2020) → 指導の質を測る尺度としての学生評価から遠ざかる(Flaherty, 2018)
- 授業アンケートの効果:平均との比較、教員間の比較を可能にした(コース、学部、学科、キャンパス間で)
- →すぐに有用性よりも弊害が大きいと認識される(教員の更新が学生に委ねられる)
- もちろん学生の声は重要
- 一方、成績とフィードバックには相関がある(Hammer et al., 2018)
- 教員や授業の質を測る尺度として学生の声に過度に依存することは危険ではないか?
- →教員の成長と授業設計・実施に関する有効で信頼できる評価基準が必要→ピアレビューで行うべき
- 米国ではテニュア審査において学生評価よりピアレビューが重視されるようになっている(Cosser, 1998)
- 評価者も被評価者も省察と成長の機会にすることができる。
- ただし、その実施方法の設計が重要(特に評価者のトレーニング)
- 伝統的なピアレビュー=授業見学
- 当該授業がレビューの範囲を限定してしまう
- 実施は容易
- 学生の反応に関するレビューが中心になりがち
- 非同期オンライン授業でどう実施するか?
- LMS内の資料・課題・活動に注目する=スナップショットよりより多くの側面を見ることができる
- オンラインの場合、授業設計(教材の明快さ、重要情報の提供やアクセスなど)のレビューが中心になる
- 一方で、学生参加の視点は弱くなる、議論のポスト数などを数えがち(=静的な評価になりがち)
- 授業評価の15観点はモダリティを問わずあてはまる(Berk 2018)
- STUDENTS
- 1. Student End-of-Course Ratings
- 2. Student Midterm Feedback
- 3. Student Exit and Alumni Ratings
- 4. Student Outcome Measures
- INSTRUCTOR
- 5. Self-Ratings
- 6. Teaching Scholarship
- 7. Teaching Awards OTHER FACULTY
- 8. Peer Classroom Observations
- 9. Peer Review of Course Materials
- 10. External Expert Ratings
- 11. Mentor’s Advice
- 12. Video Classroom Review
- 13. Teaching/Course Portfolio Review
- ADMINISTRATOR
- 14. Administrator Ratings
- EMPLOYER
- ピアレビュープロトコルの提案:Fletcher(2018)、Mazurek et al.(2021)、Incecay and Dikilitas(2022)