2022/08/01

Maassen, P. (2017) The university's governance paradox. Higher Education Quarterly.71:290-298.

  •  ガバナンスのパラドックス
    • (1)威信を高める大学のプロフィールをトップダウンで作ることは、特定の成果を伴わない活動である
    • (2)生産性の高い研究者の自律性を制限することで、大学の職場としての魅力を毀損し、優れた学生の忌避につながる
  • ボトムラインマネジメント:全体に同質の生産性や成果を求める単一解型マネジメント
    • 現実は高生産性研究者はボトムラインマネジメントから除外しなければならない
    • →いくつかの大学はそれに気づき、より柔軟で学術主体のマネジメントへ。
  • 執行部は改革計画の概念に沿った機関運営を志向し、改革の意図の実現がおろそかになる。
  • こうしたパラドックスは、大学の伝統・歴史と公式組織構造を無視することから生じる。
  • 実際、教員には教育者としての役割が期待されるが、採用プロセスでは学問分野の価値と選考基準にそってキャリアと研究成果が評価される。