2019/07/09

Stouten, J., Rousseau, D. and Cremer, D. (2018) "Successful Organizational Change: Integrating the Management Practice and Scholarly Literatures" Academy of management Annals, 12(2), 752-788.


  • 組織変革の主な理論
    • Lewinの3段階プロセス:解凍、移行、再凍結
    • Beerの6ステップマネジメント変革モデル
      • 問題状況の正確な診断に基づく変化の必要性の強調
      • 新たな役割や責任を定義し、変革の方向性の明確化
      • 変革の方向性に合意し、関係者と対話を始める
      • 変革の実施
      • 変革を制度化し、公式の構造や仕組みに統合する
      • 変革をモニタリングして調整する
    • Appreciative Inquiry(Cooperrider and Srivastva 1987)
      • 発見(組織の現状と成功を考える)、願望(組織がよくなるための理想状態をメンバーが考える)、設計(理想状態を実現するための計画を立てる)、宿命の4段階(他のモデルと異なり、組織の前向きな特徴や成功からスタートするが、どう願望が実行されるかは手薄で、共通理解形成に重点がある)。
    • Judsonの5ステップ
      • 分析と変革の計画、変革に関する意見交換、必要な変革の受入、初期の変革の着手、変革を制度化するために条件を整備
    • Kanter, Stein, Jickの十戒
      • 組織分析と変革の必要性
      • 共有ビジョンと変革方向性の創出
      • 過去との決別
      • 重要な変革の必要性の知覚
      • 変革を正当なものとするための強いリーダーによる支援
      • 変革を進めるために組織内政治的な支援のとりつけ
      • パイロットテストやトレーニングの提供、報償ステムの整備など変革推進を支援する制度の構築
      • 変革に関するコミュニケーションを率直かつ公に行い、関係者を変革に関与させる
      • 変革を制度化して新しい行動を日常レベルに統合する
    • Kotterの8ステップモデル
      • 変革が必要である危機を示して危機感を確立する
      • 指示の下で連携を形成する
      • 変革の方向性を打ち立てる
      • メンバーで方向性について意見交換をする
      • 変革の計画を立てながら連携やメンバーを変革過程に関与させる
      • 変革を実施して短期間で達成できるものを実現する
      • 実施されなかった変革を追加するなど、変革を強固にして制度化する
      • 変革を制度化して組織に定着させる
    • HiattのADKARモデル(Awareness, Desire, Knowledge and Ability, Reinforcement)
  • 結局これらのモデルは10のステップにまとめられる
    • 変革を動機づけるための機会や問題の評価
    • 変革を支援する協力関係の構築
    • 変革に向けた明確で切迫したビジョンの形成
    • ビジョンに関する意見交換
    • 変革へ向けた活力・意欲の結集
    • 行動を促すためのエンパワーメント
    • 変革に関連した知識や能力の形成・獲得
    • 短期の成果の明確化とその変革推進強化に向けた活用
    • 長期にわたる変革プロセスの把握と強化
    • 変革を組織文化として制度化