Holzman, B., Klasik, D. and Baker, R. (2019) "Gaps in the College Application Gauntlet" Research in Higher Education
- V-statistics:カテゴリカルな成績データ(基礎的、応用的、発展的など)におけるテストスコアギャップを測る方法
- 大学の選抜度ごとに人種の入学者割合を計算する。
- それをPPプロット(確率・確率プロット)にして、白人に対する黒人の累積構成比率を図にする。
- 曲線の下側は0.39:ランダムに選ばれた黒人は39%の確率で入学できる(ランダムに選ばれた白人に対して)
- 曲線の下側の範囲をP_a>bで表す(a=白人、b=黒人)
- このときV統計量は、V=√2φ^-1(P_a>b)
- Vは異なる学生グループ間のギャップを表す指標
- Cohenのd効果量:標準偏差の何倍(偏差値の標準偏差=10、偏差値が2上昇→効果量0.2)
- グループ間の平均の差は従来t検定や分散分析でp値を報告していたが、サンプルサイズが大きくなると有意になってしまう。
- サンプルサイズ、有意水準(α)、検定力(1−β)、効果量は他の3つが決まれば残りの1つは決まる。
- 平均値の差の効果量d:(実験群の平均−統制群の平均)/√(実験群標準偏差^2+統制群標準偏差^2)/2
- つまり、標準偏差を単位として平均値がどれだけ離れているかを表す。d=1なら1SD離れている(解釈はわかりにくい、理論的には上限・下限は無限)。
- パネルデータから600のギャップを計算(10ステップ、10州、3人種、3所得階層について)。
- ギャップをΓ(ステップ固定効果)、φ(グループ固定効果=白人・黒人、白人・ヒス、白人・アジア、1分位・4分位、2分位・4分位、3分位・4分位のダミー)、Ψ(州固定効果)で回帰。