2019/07/06

柴田友厚・児玉充・鈴木潤(2017)「二刀流組織からみた富士フイルムの企業変貌プロセス」『赤門マネジメント・レビュー』16(1),1−22


  • 探索=選択肢に対してさまざまな実験を行う試行錯誤。コスト・時間かかる。
  • 活用=現在の能力・技術を拡張・精緻化する。短期には収益性高めるが長期の競争力低下につながる。
  • 両者は学習の形態が違う。獲得される知識も違う。持続的成長には両方必要。
  • 二刀流組織:両者を分離させながら同一組織内で共存させる。
  • 通常は活用に傾斜しがち→だからこそ分離が必要(その分対立も生まれやすい)→トップが軋轢をマネジメントする。
  • 探索が既存事業と競合的=対立回避が経営課題⇔補完的=効率的資源配分が経営課題。
  • 第1ステージ:フィルムVSデジタル=競合的、対立回避マネジメント。
  • 第2ステージ:技術と市場の2次元マトリックスで参入領域を2年かけて探索。
  • 補完型では、開発を分化させる仕組みと、統括本部で部門間の壁を越えて統合させる仕組みをマトリックスとして共存(文化と統合のバランスを取る)。