2009/01/10

藤本隆宏他(2005)『経営学研究法』

尺度と統計処理
  • 名義尺度(nominal scale):Yes/Noの2項目選択回答、多項目選択回答(単一、複数回答)のこと、度数と最頻値はOK、加減乗除はNG
  • 順序尺度(ordinal scale):リカート尺度(非常に好き、好き…に-2,-1が対応するもの)、強制順位付け(1位から順位を振る)、多段階カテゴリー尺度(非常に好き、好きを言葉で表したもの)、中央値、累積度数(パーセンタイル)、順位相関はOK、平均等はNG
  • 間隔尺度(interval scale):極カテゴリー尺度(両端のみに非常に賛成=5,非常に反対=1、その間は単に2,3,4)、等間隔の区分(月に0~4回、5~9回、10~14回、…、で具体的な数字をきく)、平均、標準偏差、相関、回帰、判別、因子がOK
  • 比率尺度(ratio scale):上に加えて、幾何平均もOK
相加平均(算術平均):(x1+…+xn)/n 相乗平均(幾何平均):^n√x1…xn 統計データ分析から言えること言えないこと
  1. 回帰分析が直接示すのは測定指標の間の相関関係で、真の因果関係ではない
  2. 回帰係数で相関関係が推定されてもX→Yという因果関係は保証されない。Y→X、両者に影響するZの存在を消していく必要がある
  3. 統計量の有意性についてなにかしらいうには、少なくとも30サンプルほしい
  4. 多重共線性の有無をチェックすること
  5. 回帰式の残差項を変数に対してプロットした散布図をよく眺め、推定式が改善できないか考えること
  6. 仮説なしに回帰分析の結果を事後解釈するのは邪道