光本滋(2018)「高等継続教育と大学改革 : 国立大学における生涯学習部門の動向を中心に」『北海道大学大学院教育学研究院紀要』130,151-162
- 国立大学協会大学運営協議会『大学改革に関する調査研究報告書』(1973年12月):国立大学における生涯学習部門の理念的な基礎を与えたもの。
- 大学教育の開放は,技術革新などの必要から生れたものではなく,大学が自らその使命を主体的に認識した場合,当然生ずる理念であると指摘。
- → 現実の大学は大学開放を十全に行うだけの人的物的条件を欠いている。
- 選抜性の高い大学では,大学開放は自分たちの本務ではないという意識を生む。
- 国立大学生涯学習部門
- 1973:東北大学大学教育開放センター→金沢(76),香川(78)
- 90年代~03:省令施設増加,大学開放やめて生涯学習教育研究センターを名乗る。
- 04法人化以降:改廃(07年から加速),4パターンで再編。
- (1)高等教育開発部門との統合,(2)地域連携(産官学連携)部門との統合,(3)高等教育開発部門・地域連携部門両方との統合,(4)生涯学習教育研究センターとしての存続
- 大学改革との関係
- 政府要請の強化:COC=大学と自治体の組織的・実質的な連携の下で教育内容を作って実施 → COC+=雇用創出・地元定着率の向上,数値目標要求,習得能力明確化
- COC+は国立改革施策でもある(COCより採択数激増)