2017/01/13

福澤一吉(2010)『議論のルール』NHKブックス


  • ルール1:主張と根拠を必ずペアにする。
  • ルール2:相手が自分の質問に答えているかを確認する。
  • ルール3:自分の意見と相手の意見の関係を明示する。
    • 相手の意見に賛成か反対かを明確にする。
  • ルール4:論点のシフトに注意する。
    • 質の話をしているのに量の話に変わる場合,今は質の話ですと戻す。
  • ルール5:議論の鳥瞰図をつかみ,局所的反応をしない。
    • 何のテーマで話が流れ値得るかの全体像に注意を払い,全体像と関係のある話だけに発言を絞る。
  • ルール6:議論の対立軸を見極める。
    • 表面的な対立点ではなく,対立点の背後にある軸を探す。
  • ルール7:議論において一度に提示する主張は1つに限る。
    • 主張と根拠をペアにするため,主張が複数あればそれぞれに異なる根拠が必要。混乱を避けるために,一度に提示する主張は1つに限定する。
  • ルール8:議論に関係のないことは言わない。
  • ルール9:1つの分で1つの考えを表現する。
  • ルール10:文と文の接続関係を意識する。
  • ルール11:書くように話す。
  • ルール12:述語を完結させる。
  • ルール13:まず相手の発言に触れ,次にその発言について返答する。
    • 相手に対する返答が,相手の発言のどの部分についてなのかをはっきりさせる。
  • ルール14:議論の争点を絞り込む。
  • ルール15:質問と主張を同時にしない。
    • 質問中は,論証が必要となる主張を含めないようにする。
  • ルール16:人によって使われ方が異なる言葉は,内容を事前にチェックする。
  • ルール17:話が論理的にリンクするところに注目する。
  • ルール18:論理性が欠如した話し合いを補修する。
    • 発言の前と後のリンクが切れたら,それをつけるよう前後の話を一貫させる。
  • ルール19:自分の質問への答えを自分でしっかり評価する。
  • ルール20:自分の質問は実態調査タイプか仮説調査タイプかを知る。
    • 実態調査をすれば答えが出るタイプの質問と,暫定的に答えを示しその検証を通して答えを得るタイプの質問の区別をつけておく。