2014/04/10

柏倉康夫(2011)『指導者はこうして育つ フランスの高等教育グラン・ゼコール』吉田書店



  • éducation:自分から外に出させ,他の人に注意を向けるようにさせること,他人についての感覚を教えること=礼儀
  • 小学校の中心は国語と算数,小学生の間に徹底的に正しい国語を教え込む。
  • 義務教育終了後,1年の仮入学の後で適性が審査され,最終的な進路を決める。選択肢は,リセ(普通高校,技術高校),農業リセ,農業教育リセ,職業見習い教育センター,各種専門学校。
  • 普通リセは日本の高校の理数ウェイト型だが,最終学年は哲学のウェイトが高い。
  • 今のバカロレアは3つ,普通(自然科学系,人文科学系,社会科学系),技術(工業,化学,医療,農産等),職業(事務,製造,サービス等)。
  • 試験では,詩の注釈,論述,創作,哲学が問われる。
  • グラン・ゼコールへの入学には,準備学級で猛烈な勉強が必要。準備学級の入学も難しいが,入学試験はなく高等中学在学中とバカロレアの成績で校長が選別。
  • エコール・ポリテクニクの入試では,体育もあった。
肝心のリーダーがどう育つのかについては,やや記述が少ない点が残念。