2010/12/10

「私大経営は危機か」IDE No.525, 2010.11

  • 私学経営の平均的なパターンは、4月に入学金と授業料が入ると、毎月の教職員の給料やボーナス、教室の修繕などの支払いに支出する。それが秋にかけて底をつく。文教予算の補助金が、11月末〜12月に半分交付されて息をつく。それまで待てない学校は、つなぎ融資を銀行に頼む。年度末の3月に残りの補助金が交付され、学校の金庫は息をつく。
  • オックスフォードの授業の中心は、チュートリアルやスーパービジョンと呼ばれる個別指導。単位制ではなく、試験制というべき仕組み。学習は、チュートリアル(個別指導)、レクチャー(講義)、クラス(ディスカッション中心のゼミ)に分かれている。チュートリアルでは週1回1時間、文献を読んでA4で10頁程のペーパーを提出し、それをもとに教員と2,3人の学生が議論する。 これらの授業の履修を登録する必要はなく、登録するのは最終試験でどの科目を受験するかのみ。クラスでは成績認定が行われないので、出席せずに試験のみ出てもよい。授業担当者と試験の出題者が一致する仕組みではない。学生の学習はチュートリアルの準備が中心になる。