2009/04/03

大学進学、愛知は地元志向(なるほどマップ)

入学・進学の春を迎えた。高校卒業者の大学・短期大学への進学率は2005年度以降、50%を超えており、2人に1人が大学に進む時代。ただ、地元と県外の大学のどちらを選ぶかは地域によってばらつきが大きい。
08年度の文部科学省の学校基本調査によると、地元大学に入学した高校生の割合は愛知県が最も高く、10人のうち7人が県内の大学に入学している。反対に、最も低かったのは和歌山県で、県内の大学を選んだのは10人中1人しかいなかった。
文科省によると、このように大きな差が開いている要因として、地域ごとに東京志向に温度差があるほか、県内で通える大学の数や地理的な条件などが影響しているという。例えば和歌山県。県内に大学が少なく、周辺の府県に関西の大学がたくさんあるため、県外に出る高校生が多いとみられる。
全国的にみると地元の大学を希望する高校生の割合はこの10年で少しずつ上昇している。昨秋以降の景気後退の影響も家計に重くのしかかっており、実家から通える地元の大学に入る高校生は今後も増えそうだ。

日経夕刊