実際にPBLに取り組むには、どのようにすればよいのか。ここでは、教員が実際に取り組むプロセスについて検討する。
まず授業開始前には、次のような活動を行う。(1)メンタリング:PBLを実践している教員の授業を見る、教員と食事・お茶をする(2)既存のコースをPBLへ変換する(3)目標設定:学習成果をリストアップする。PBLでは口頭・文書によるコミュニケーション、学習資源の収集なども明示的な目標として掲げることができる。(4)問題設定:多くの学問分野にはPBLに適した問題は載っていないので、自分で開発しなければならない。また、シラバスは、初回の授業でPBLを学生に伝える重要な手段である。特に学生の行動を左右する成績評価は、個人単位で行うか、グループ単位で行うか、どのような成果が優にあたるのかをシラバスに示さなければならない。
< どんなに準備を完璧にしたとしても、授業開始前は不安が必ずでる。初回の授業では、教員と学生および学生同士のコミュニケーションがいかに重要かを理解できるようなゲームを取り入れるとよい。
本文で指摘される、out-of-class examinationというのがどういうものを指すのか、まだわからない。