2014/12/02

八尾坂修(2002)「クオリティを高める学校の組織マネジメントと学校評価政策」『奈良教育大学紀要』51(1),171-181


  • 米国は80年代に日本のTQCを徹底研究,90年代にTQMを構築して製造業を再生。TQCは経営資源の有効活用(ムリムダムラ排除),TQMは経営の再構築と革新まで対象を拡大。
  • TQC:全員参加,品質優先,事実管理,顧客志向,いかにうまく作るか(How,内部改善志向)
  • TQM:各自のコミットメント,社会環境に調和する品質優先,事実による説明・結果責任,顧客を含む全てのステークホルダとの信頼関係,何を作るか(What,革新的経営志向)
  • マネジメント≠管理,=課題を乗り越えて当初の目的を達成すること
  • いくつかのリーダーシップ学説
  1. 特性・資質理論
    • 活動力,知性,支配性,自身,達成意欲,社交性が要因
  2. リーダーの形態(タイプ)理論
    • 専制的,民主的,自由放任的のタイプ,権威的vs参加的リーダーシップ形態
  3. リーダーの行動(スタイル)理論
    • PMのバランス
  4. Hersey and Blanchardの状況理論
    1. 教示的(高指示・低協労):部下の成熟度が低いなら,役割を明確にして手順を一方的に教える
    2. 説得的(高指示・高協労):部下の成熟度が普通なら,心理的抵抗なしに指示を受け入れるよう留意する
    3. 参加的(低指示・高協労):部下の成熟度が普通以上なら,促進奨励的行動をして,意志決定への参加を期待する
    4. 委譲的(低指示・低協労):部下の成熟度が高いなら,責任権限を大きく委譲して,自由裁量を高める
  5. Bolman and Dealのリーダーシップイメージ理論
    • 4つの次元(各次元8項目,計32項目)で構成される
    • 目標達成(分析的,組織的)
    • 人間性重視(支援的,参加的)
    • 対処的活動(強力的,機敏的)
    • 自己象徴(鼓舞的,カリスマ的)