2014/12/09

瀧川裕貴(2010)「社会調査の基本と技法について」『科学と社会2010』総合研究大学院大学,第3章,159-178


  • 社会学では,自覚的に他者と関わるという意識がきわめて重要であり,そのための技法が重要。
  • ブルデューの「認識論的切断」:われわれがもっている常識や先入観からいったん自 らを切断する方法を身につけなければいけない。
  • 社会調査にあたり調査者の特権性を前提としない:「未開社会」を調査する態度はだめ。
  • 盛山(2004)の調査倫理の3原則
    • インフォームド・コンセント:調査対象者の協力は自由意志に基づかなければならない。
    • ハラスメントの回避:調査対象者が不快に思うことは一切行わない。
    • 秘密保持:調査対象者のプライバシーの保護のために匿名性が大原則。
  • 主な調査方法:インタビュー,オーラルヒストリー,参与観察,質問紙調査
  • ランダム・サンプリングが必要でない場合:今調べたいことが社会的属性に左右されない(例:心理学実験,人間の心理は人類共通?)