- 学生たちは,つくった作品を他人に批評される立場に日頃からいて,なぜオリジナリティを出せずに,誰かと同じような作品になってしまうのか,なぜおもしろいものにならないのか,という厳しい言葉が浴びせられることもしばしばです。
- われわれの美術大学では,日常的に個々の作品が共有されており,つねに作品を見られ,評価にさらされる,厳しい世界に学生はいるんです。
- 作品を通じて学生の個体認識ができる,これが大事な条件だと思います,作風はそれぞれの学生で違いますから,これができないと芸術分野の指導はできません。
- 従来から,作品を講評するときには「君のつくろうとしているものはどういうもの か」ということを必ず問うていましたが,今では「君の戦略は何だ」とさらに踏み込んだ質問をすることもあるようです。
- 多くの人に受け入れられるメッセージには,世の中に対する批判力が不可欠です。そうした力が芸術系の学生にはあると思います。