2012/11/30

フィル・レニール(2011)『ミンツバーグ教授のマネジャーの学校』ダイヤモンド社


  • リーダーシップは強調されすぎている。ある程度必要だが,コミュニティシップと両立しうる程度でよい。組織は,熱意あふれる人間のコミュニティになったとき,最もうまく機能する。
  • 欧米企業はリストラが当たり前というイメージがあるが,実際はそうではなく,地域に根ざした大企業は定年までは働く方が一般的。
  • 「お互いの経験を振り返って語り合い,内省する時間を持つといいだろう。リフレクションだ。」
  • 内省で大切な視点は,事実と感情,過去と現在,自分と他人,である。
  • 内省とは,単に過去の出来事を反省するのではなく,その出来事が生じた原因を洞察し,自分の固定観念に気づき,よりよい将来を気づくための行動指針を得る行為である。
  • 5つのマインドセット:内省(自己のマネジメント),分析(論理や合理性),広い視野(文脈のマネジメント),協働(リレーションのマネジメント),行動。
  • 内省を深くするには,映像のように活き活きと語る,飾らず語る,共感の姿勢で聞く,どうしてそこで○○しなかったのと問いかける。
  • リフレクション・ラウンドテーブルの5モジュール・30テーマ
    • 自分を知る(内省)
      • 自分のマネジメントスタイルを知る
      • 内省
      • コーチング
      • 一皮むけた経験
      • 自分史を振り返る
      • リーダーシップ
    • 組織を知る(分析)
      • 組織文化について
      • 集団における意思決定
      • 組織における見えない壁
      • 戦略クラフティング
      • マネジャーによるブランド構築
      • 戦略の盲点
    • 視野を広げる(広い視野)
      • グローバル化を考える
      • グローバルかワールドリーか
      • CSR
      • 文明からとらえる世界
      • 日本人のアイデンティティ
      • マキャベリと老子から学ぶ
    • 関係性を知る(協働)
      • モチベーションの源泉とは
      • 協働行動を阻害するもの
      • 対話
      • 場のマネジメント
      • 知識創造企業
      • 境界線上でのマネジメント
    • 変革を進める(行動)
      • 感情のマネジメント
      • サーバント・リーダーシップ
      • マネジメントのプレッシャーと闘う
      • 目標達成の阻害を排除する
      • 未達の課題
      • セッションを振り返って
  • コミュニティシップを形成するのは,配慮しながら人々を巻き込んでいくマネジメントであり,自らが課題解決していくヒーロー型リーダーシップではない。