フランシス・J・ケリー,ヘザー・メイフィールド・ケリー(1987)『ハーバード・ビジネススクールは何をどう教えているか』経済界
- HBSの学生は,数量分析,ヒューマニスト,総合人,政治的動物,最上階段,変人の6タイプに分かれる。
- 経営方針の授業では,ゼネラルマネジャーの役割,戦力の意味とその重要性,企業戦略と経営方針の違い,企業戦略の様々な分析法を理解する。
- 最高の戦略・方針とは変化するものである。
- 組織行動の授業では,企業の根本は人間であり,従業員の感情,欲求,意欲を把握する重要性を理解する。
- 組織を変化させる行動計画を勧告する前には,誰がキャスティングボートを握っているか,もっと問題なのはどのようなことか,望ましい結果が出ないのはなぜか,どうすれば成功するかなどを考える必要がある。
- HBS行動のてこ理論:オペレーティング・システムのてこ=職務設計,業績評価システム,刺激・報酬システム,管理システム,測定システム,人間関係のてこ=マネジメントスタイル,コミュニケーションスタイル,交渉,状況管理。
- マーケティング分析に欠かせないことは,市場の正確を理解する,ライバル会社を理解する,自社に対する理解を深める。
- ビジネス状況は3つに分類される:ゼロサムゲーム,囚人のジレンマ,自然淘汰。
- マネジリアル・エコノミクスの基礎:選択肢を図に表す(ディシジョンツリー),
- コミュニケーションの訓練は,社内文書,報告書,グループ報告,雇用告知,解雇予告,新聞発表,年次報告書,職員募集書状,スピーチの準備,自発的なマスコミへの対処,インタビュー技術,討論技術について行う。
- 講義での10分間スピーチ。
- ビッグE分析の4つの原理:国家を1つの単位として景気分析を行う,国家戦略を歴史的に分析する,政府のトップの立場で,行動を制限している圧力や制約を理解する,国際体制を理解する(OPEC,IMF,GATT)。
- 学位よりも自信がものを言う。HBSで得られる重要なものは,試練をくぐり抜けた満足感と自信。
- HBSで教えられているのは,方法であり,問題点を見つけ,その問題と似た例を探し出す方法を学生は教わる。
- なので,つねに現在の問題に集中的に取り組む。そして,即座に解決策を出す。