向後千春(2012)『いちばんやさしい教える技術』永岡書店
- 教え方のルール10か条
- 熱意よりも内をどうすればいいか具体的な指示を
- 教えたかどうかは学ぶ側が学んだかどうかで考える
- 結果が思わしくないのは,全て教える側の責任
- 上手に教えたいならコミュニケーション上手になる
- 教えるときは相手をよく観察して相手の状況をつかむ
- 相手にとってちょうどいい知識を与える
- 相手に教えたことを練習させて結果をフィードバックする
- 相手にできるようになってほしい具体的なゴールを決める
- 相手の心は変えられないが,行動は変えられる
- ゴールは必ず行動として設定する
- 運動スキルは,スモールステップで教える,できたらすぐ声をかける,叱らない,褒めるより情報をフィードバック,相手の好む行動をご褒美にする,挑戦と技能のバランスを取る,脅しや褒めすぎは無意味。
- 認知スキルは,記憶する,問題を解決する,話す・書くに分かれる。
- すでに知っている知識と結びつける,聴覚型と視覚型を見極めて合わせる,解き方のパターンの多さが問題解決力を決める,後から見て記憶がよみがえるノートを取る,文章はスモールステップで書かせる(マップ,箇条書き,おしゃべり,段落),あるいは型で教える。
- 態度スキルは,相手の心にタッチするという教える側に姿勢や覚悟が必要。
- やればできる相手にさあやりましょうと言ってはいけない。相手がやるような質問をする(ボールはどんな回転をしていた?今日はどんな宿題がでた?さっきの宿題は何分くらいで終わる?)。
- 人は命令されるのが嫌い。人はそう簡単にかわらない。なので,ストーリーを作る。ストーリーはなぜそれが必要か,それをやるとどんないいことがあるかを示す。それは教える側が作るのではなく,対話をしながら作る。つまり,答えは相手の中にある。人は自分の強みを言われるとモチベーションが上がる。
- コーチングのGROWモデル:Goal,達成したい目標を設定・再確認,Reality,現状をチェック,Options,現状から目標への選択肢や行動案を決める,What/When/Who/Will,何をいつ誰がするかを決め実行する意思を持つ