2012/09/13

山本繁(2010)『人を助けて仕事を創る』TOブックス

  • 失敗する人には,見切り発車,他人のせいにする,変化しないという3つの特徴がある。
  • これまでの教育は,どう生きていくかを規範として示してきたが,今日のどう生きていくかは戦略の問題である。従って,未来がどうなるかという仮説がなければ,どう生きていくかは考えられないが,予測のための道具や術がないために,若者はどう生きるかに漠然とした不安を感じている。
  • ビジネスをデザインする基本は,代替,補完,強化の3つ。
  • リーダーは言葉しか与えられない。だから,言葉を磨かなくてはならない。伝わる言葉,印象的な言葉,気付きを促す言葉。
  • チームを作る上で,モラル,要するに信頼できる人を選ぶ。モラルには潔癖なくらいがよく,モラルがなければどんなにスキルが優れていてもだめ。その上で,自分の強みと違う人が選べればいい。
  • 事業計画はコミットメントが大事で,立てる段階で多様な角度から意見を出してもらう。
  • 事業計画書は,いろいろな人に見てもらって意見をもらう。こうしてブラッシュアップされた事業計画は強固。30~40回は聞いて回る。
  • ビジョンとミッションは活用してこそ意味がある。実際に会議の中で,ミッションから考えると…,彼らのどちらがミッションへの理解が深いか…,と議論する。リーダーがそうした行動をすることで,構成員にビジョンやミッションが伝わる。
  • リーダーシップとは,率先して実行することで,みんなの模範になることである。
本書をテキストにして,教養セミナーなどでビジネスモデリングをやると面白い授業ができそう。