2011/03/17

Biggs, J. B. (1987) Student Approaches in Learning and Studying, Australian Council for Educational Research, Melbourne.

Choy (2011)において参照されていた,Student Process Questionnarieの原典。しかし,個人の意識レベル,コースレベル,カリキュラムレベルと異なる階層の質問が混在し,活用方法が不明確。
同様の質問が複数出てくるのは,因子分析にかけるためだろう。

  1. 個人の興味よりも卒業後の職業場面を想定してこの科目を履修した。
  2. 学習中は常に個人的な満足感が満たされた。
  3. ほぼ全ての科目で優をとれるような科目を選択して履修したい。
  4. 試験や課題に直結する勉強だけをしたく,その周辺の学習は時間の無駄だと思う。
  5. 学習中は,学んでる内容が実生活で役に立つと思うことがよくある。
  6. 教員から示された参考文献を読んで,要点をノートにまとめた。
  7. 試験であまりいい点を取れず,次のテストが心配である。
  8. 知の蓄積によって真実は絶えず変化していくものであるとわかっているが,現時点で真実であること見つけるだけの学習になっている。
  9. 全ての学習において自分は優秀でありたいと思っている。
  10. 単純な暗記学習をよく行った。
  11. 新しい文献を読むとき,いつも頭の中で自分が既に知っていることと新しい知識の対比を意識していた。
  12. 試験が終わると必ず振り返り,問われたことを念入りに考える努力をした。
  13. 好き嫌いはともかく,より高い教育を受けることが自分の場合はよりよい就職につながると思う。
  14. どの科目もとても興味深いものであった。
  15. 自分は志が高い方で,常にトップでいる努力をしたいと思う。
  16. 自分は,理論的な科目よりも実践的な科目の方を好んで履修する。
  17. 授業の満足より,自分なりの視点が持てるように授業では努力して勉強したいと思う。
  18. 課題が出されたら,できるだけ早く取りかかる努力をした。
  19. 試験に向けて懸命に勉強したが,よい点が取れるか心配だ。
  20. 学問的な内容の学習は映画などよりも刺激的だ。
  21. 時期が来れば,いい勉強と就職のために同級生とともに流行に乗るだけの生活をやめるつもりだ。
  22. 不必要なことを学ぶことがないように,常に勉強を抑えた。
  23. 1つの科目で学んだことを他の科目で学んだことと関連づける努力をした。
  24. 講義が終わると,学んだことが確かなものか確かめるためにノートを読み返す努力をした。
  25. 教員らは試験に出ない誰でも知っていることの学習に時間をかけすぎないことを望んでいると思う。
  26. 勉強すればするほど熱中する方だ。
  27. 授業の履修を決める際に重視することは,よい成績がとれそうか否かだ。
  28. 入念に準備された教材と手際よくまとめられた板書により,授業がよく理解できた。
  29. 新しく学んだことは興味深く,授業時間外に追加的な知識を得る勉強をした。
  30. 授業で学んだことが理解できているかを確かめるために,自分でテストをしてみた。
  31. 高校卒業後も勉強するのは気が進まなかったが,結果的に大学での学習は有益だった。
  32. 人生における目標は,自分自身の哲学や信念を確立することであり,それに従って生きていきたいと思っている。
  33. よい成績を取ることはゲームのようなもので,実際自分はそのゲームに勝っていると思う。
  34. 特定の状況下でのみ教員の考えを受け入れることが最適だと思う。
  35. 複数の授業で議論しておもしろかった内容について,自由時間に追加的な勉強をしている。
  36. 教員が紹介した文献はほとんど目を通すことができた。
  37. 大学に在籍している理由は,その方がいい仕事が得られると思うからだ。
  38. 大学での学習は自分の政治観,地域観,考え方を変えた。
  39. 今日の社会は競争社会であり,学校や大学もこの枠の中で生きているものだと思う。
  40. 教員は自分より知識が豊富なので,自分の判断よりも彼らがいうことの方が重要だと思っている。
  41. 文献を読むときは既に知っていることと新しく知ったことを関連づける努力をした。
  42. ほとんどの科目で,丁寧で整理されたノート作成を行った。