初年次プログラムと初年次学生の形成的・総括的評価指標はどのようなものがあるのか。本稿は、こうした問題を考察している。
従来の評価は、初年次から2年次への残存率で行っていたが、現在は学習への関与度を明確な目標に到達する学習期間で測る傾向がある。大学初日の時点を変化分の基準点にするという点は、従来と変わらない。
learning community, first-year seminar, experiential education, critical thinkingといったジャーゴンを避けよというメッセージは重要。まして評価項目のタームとしてはナンセンス。結局、本稿の主張は評価のために具体的で明確な評価項目を立てよということであり、その開発の上で配慮すべき点を示したものである。