2009/02/07

Smith, K., Sheppard, S., Johnson, D. and Johnson, R. (2005) "Pedagogies of Engagement Classroom-Based Practices," Journal of Engineering Education, pp.1-15.

 本稿は、工学教育分野で学習者参加型の教育実践に関するサーベイ論文である。この中で、PBL実践に関する研究に触れた部分があり、PBLをはじめて全分野で行った大学はデンマークのAalborg大学であることが示されている。本稿におけるPBLの位置づけは、Pedagogies of Engagementの中に、Cooperative LearningとPBLがあるという前提で書かれている。  医学教育ではPBLが効果的な教授法であることを示した研究がある一方、工学教育ではそれほどの効果がないという研究がある。この点については、医学教育では7~10人の学生グループに専属のテュータがついて指導するが、工学教育では3~4人の学生グループで課題に取組み、専属のテュータがいないという環境要因が大きいと指摘されている。