2008/08/04

金子元久(2008)「大学職員の展望」IDE No.501

大学職員の展望という題目で書かれた論稿であるが、特別興味深いことを述べているわけではなく、むしろ冗長とも言える内容である。

しかし、一点目を引くのは、日本では将来事務職員(や教員管理職)の専門化は進まないと論じている点である。

現代の大学職員に求められるのは、大学全体がどのような課題を抱えているかを考えるための広い視野、大学がどこへ向かっているかという方向感覚、それを具体的な業務に結びつけていく知恵である。
その形成に向け、人事制度、処遇、能力開発を、組織的・計画的に形成することが、大学に求められている。