2008/08/09

里見朋香(2008)「「体験的」大学職員論」IDE No.501

 本稿は、本省官僚による大学職員体験論であるが、大変興味深い指摘をしている。

 指摘は4点で、大学の自治は教員の自治、事務からは言えない、説明しておかなくていいの?、代理がきかない、である。

 そして、SDなどいろいろ言われるが、前提条件が必要であり、職員のエンパワーメント、すなわち、運営に関わる執行部や教員が、職員を大学運営の対等なパートナーとして認めることであると指摘する。

 中でも、説明しておかなくていいの?という指摘は、職員のみならず、大学の至る所で見られる。

 改革案は、関係差に応援してもらわないといけない。そこで、ご説明が必要で、委員会なら委員の一人一人に出向いて前もって意見を聞いておくことが必要だ。省庁では常識とのこと。下準備をする文化を創らなければならない。