O'Connor, K. (2022) Constructivism, curriculum and the knowledge question: tensionsand challenges for higher education, Studies in Higher Education, 47(2), 412-422
- 高等教育の構成主義
- 現在の高等教育=内容に重点を置きすぎ ⇔ 学生自身が知識を構築する能動的アプローチ(=構成主義的アプローチ)が必要
- 一方、学習理論は、科学的根拠に基づく教育法を局所的に示すことはできない=実際の教育がどのようなものであるかは明確でない
- 高等教育の研究は教育と学習に焦点を当て、教育と学習を切り離す。知識とカリキュラムの関係は論じられない。
- 構成主義の導入=特定の方法で教える知識にも影響を与える
- 分野ごとに異なる知識構造が、適切なカリキュラムの形態に制約を課す
- 学問分野内部の概念的一貫性を重視するカリキュラム
- 仕事の実践など文脈的一貫性を志向するカリキュラム
- →特定の教育形態をあらゆる文脈における最適解として提唱してはならない
- 構成主義的教育法の問題
- ×:生徒が学ぶこと
- ○:生徒が何かを学ぶこと、特定の理由のためにそれを学ぶこと
- ケーススタディ:研究大学と専門学校の2つのMOOC事例
- 科目の特性
- コンテンツは学内教員が、教える前に完全に開発、指導者と学生は接点なし
- 受講者は自分で教材に目を通し、フォーラムで他の受講生と疑問点を出し合い、ルーブリックで他の受講生作品を評価
- 「社会構成主義的学習モデルを用いて学生間のコラボレーションを促進する活動をデザインする」教育モデルとして開発
- 毎週コンテンツに関連した非同期掲示板でインタラクション
- カリキュラム開発・カリキュラム構築に困難はないと認識されている
- 学習成果、その評価、それに向かって構築される活動を考えたため(=理想的な開発)
- 探究ベースのカリキュラムに移行するなら、内容の一部は減らさないといけない
- 目的や内容にかかわらず、構成主義的でアクティブラーニングが最適解という考え方=学習は構成の本質を考えることより、学生の忙しさを重視すること
- 特に理系では、活動と特定の内容・目的との関連が理解されていない