2020/09/23

両角亜希子(2020)『日本の大学経営』東信堂


  • 経営人材が自律的・協働的に経営を行っていくには、どこに留意し、どんな工夫をすればよいかをまとめた。
  • 大学進学率の地域間格差は大きい(東京=73%、青森・岩手=38%)。格差是正は必要だが、大学の戦略として注目すべき。
  • 推計は将来予測ではなく、どの程度のインパクトがあるかを知り、どのような対策をとるべきかを検討するために行う。予測が正しいかどうか自体は重要ではない。
  • 構成員の課題共有が経営状態の良し悪しに影響を与える。
  • 大学経営改善批判:大学の努力が足りないのか、大学の努力を超えた状況にあるのかを検討すべき。
    • 公立大学は定員充足の目標を設定しない大学が多い。
    • 人件費比率等の経営目標設定は国公立で特に低い。
    • 大学全体の授業開講数の検討は、ほとんどの大学で目標設定をしていない。
    • 本部・部局のたり取りを熱心に行っているのは国立大学。
    • 学部別予算編成・管理は、定員1000人未満で最も実施されている、5000〜10000人で最も実施されていない
  • 日本の企業=過剰計画・過剰分析・過剰法令遵守(オーバープランニング、オーバーアナリシス、オーバーコンプライアンス)が競争力を失わせている。分析・管理は、問題の改善ができることもあるが、やりすぎの弊害も大きい。
  • アメリカの戦略マネジメント研究:組織文化や風土の観点に注目。暗黙的で潜在的な機能を持つ組織文化がマネジメント改革を促進することも阻害することもある重要な資源。
  • 戦略課題について、重要な指標についてはシンプルにわかりやすい数値目標を示すことが有用。
  • 年度計画の実質化、数値目標の設定、中長期計画の策定といったマネジメント改革は、組織内の課題共有度を高めることを通じて、経営改善にプラスの影響あり。ただし、小規模大学では明確な関係なし。
  • どのようなガバナンスのパターンが日本の私立大学においてみられるのか、どのようなタイプの大学でどのようなガバナンスをとっているのかという「類型化」が重要。
    • →学長付帯型、理事長・学長兼任型、経営・教学分離型
  • 小規模大学でも努力しなければ課題共有は進まない、大規模大学でも工夫次第で浸透が進む
  • 大規模大学ほど数値目標を多く使う。各活動の状況把握が難しいため。
  • Keller(1993):各大学の得意分野や個性を明確化することが重要。そのために戦略策定のプロセスを確立することが必要=経営側と教学側の両方がメンバーとなる共同協議会(Joint Big Decision Committiee)を作ることを推奨。
  • 失敗する戦略計画:
    • 戦略計画の内容の充実度に比して、多くの人間が会合、文書作成に時間を使い過ぎている
    • 優先順位や歩み寄りのない各学科による画一的な要求事項の山
    • 明確な目標、責任の割り当て、時間行程管理などがなく、現実的ではないもの
    • 進行中の事業と戦略計画がつながっていないもの
  • アメリカの学長:理事会が承認した方針(財政立て直し、ランキング向上など)を実現できる具体的な政策に落とし込んで実行(人員削減・寄付募集の強化、有名教授招聘、キャンパス整備、授業料・奨学金政策など)
  • 学長の時間の使い方:小規模=企業家、中規模=管理者、大規模=政治的指導者
  • ガバナンスの原則は公共性と自主性
  • これから教員組織を作る=学長付託型、理事長学長兼任型が多い→学部の増設や規模拡大の中で全てに目を配って運営するのが難しくなり、経営・教学分離型へ移行するのではないか。
  • ガバナンス改革は手段ではない:教学改革・入試改革などで一定の成果を上げて学内の信頼感を得たところで、必要なガバナンス改革も実現でき、それによってさらに改革がしやすくなるという時間的順序をたどる大学が多い。
  • 日本の私学法の特徴:自主的な相互規制という概念を導入=私学の集団としての自主性の意義を考え直す時期に来ている。
  • 韓国において、公共性を高めるために、学外者をいれるのではなく、教職員の参加志向を強化したのは非常に興味深い。
  • 学長選考過程において、構成員の意見を聞くプロセスがあることは重要であるが、そもそも学長として誰が望ましいのかについての情報を学内構成員は十分に持ち合わせていない。不適の学長を選んだ責任を負うわけでもなく、最終的な判断が構成員の直接選挙に任されているという状態はリスキーと言わざるを得ない。
    • →補者の発見・育成、選任、評価という一連のシステムの中で検討する必要がある。まず学長の評価をしっかり行うことが重要。
  • 統合では、移籍教員とその処遇問題がセンシティブで難しい。
  • 学生調査の共有、教養教育の合同実施、教職員研修の合同実施、事務の共有化は大学単独で実施するよりも、効率も効果も高くなることが考えられるが、自分の大学内でやろうという自前主義が強いため、連携は期待されるほどは進んでいない。
  • アドミニストレーダーという用語を用いられることが多いが、幅の広い概念であり、この言葉を使う時には注意が必要:経営幹部・管理職=top-leel admin、教員がプロフェッショナル=middle-level admin は特に区別が必要。
  • ミドルアドミニは意思決定に参加しない、この点の誤解が多い。日本の大学職員の方が大学全体の方向性や戦略に対るす意識が高く、様々な場面で影響を与えているのではないか。
  • 小規模大学ほど、学長がもっとリーダーシップを発揮すべきだという意見が多い。
  • 小規模大学ほど、職員の自己啓発を奨励されていない傾向がある。
  • 低偏差値の大学ほど、専門職化の要求が高い。
  • 経営人材として大学職員の役割の重要性が高まっていることには間違いないが、大学職員の一般論として語るのではなく、組織特性や管理運営機構を踏まえた議論が必要。
  • 授業や教育に対しては、年齢による意識の違いはそれほど大きくない。管理運営に対しても、年齢の高い教員ほど政策などに対して批判の目が向くが、若手教員ほど学内の運営に対しての批判が強い。
  • 日本の大学教員はなぜ自営モデルが好き?=自営モデルの居心地のよさ
    • 日本の大学教員の多くが、ほかの大学教育のあり方・モデルに触れる機会が少なく、変化のしにくさに影響を与えている。
    • 日本はほかの国と比べて教育活動でも研究活動でも他者に評価される機会が少ない。
  • 大学の内部組織の作り方にはヨーロッパ的な内部組織である、講座(チェア)とファカルテイと、アメリカ型の内部組織である、デパートメントとカレッジの大きく2つがある(クラーク 1994)。
  • 大学改革推進には、ガバナンスよりマネジメント、マネジメントより人材育成が重要。

2020/09/13

小方直幸・立石慎治・串本剛(2020)「国立大学における組織再編と学士課程教育の再構築」『大学論集』52,19-34

  • 学士課程教育4類型
    • (0)専門学部型:専門・教員→教育
    • (1)学位プログラム:学部[専門・教員←教育・DP]
    • (2) 教教分離型学位プログラム:教員組織[専門・教員]←[教育・DP]
    • (3)非伝統的学部:[[専門・教員]←→[教育・DP]]
  • (3)は理念・理想通りとなりうるか、(2)は望ましい唯一解か?
  • 分析視点:対象学部の教員の専門分野の類似度、調達方法を考察(設置申請の教員名簿から)。教育課程の構造・内容を、コースと教員の専門の対応から、コースがない場合は必修科目の類型化と分布から考察。
  • 教育目標は、既存組織にない分野を重視して決められる。
  • 教員は学内他組織から調達可能なら、広く調達が目指される。それで困難なら新採する。
  • 専門の凝集性が高く、規模があると、コースを設定して学習経路を明示する。
  • 凝集性が低いと、必修の設定、能力の測定で学習経路を可視化する。
  • 非伝統学部=専門に基づく教育課程編成ができない→DPをあらかじめ設定して教育課程編成。
  • →学内他学部、資源で教育課程編成は大きく変わる=類似学部名でも大きく異なる教育課程ができる。

2020/09/12

Blanco, G. and Metcalfe, A. (2020) "Visualizing Quality: University Online Identities as Organizational Performativity in Higher Education," Review of Higher Education, 43(3), 781-809


  • 大学のブランディング・アイデンティティ研究
  • AAU加盟大学62校のウェブサイト、Aboutページを内容分析
  • Rose (2016)のビジュアル分析の4段階:データ収集、脱ビジュアル初期コード、コーディング、分析
  • 大学紹介ページで、ランキングと認証評価状態に言及しているかを確認、その頻度を算出
  • 多様な質に関連するエンブレムを表示
  • AAUメンバーシップの長さによって、表示が異なる点を見出す

2020/09/11

Taylor, J. and Martineau, M. (2020) "Creating IR and Faculty Partnerships Toward the Shared Goal of Student Success," New Directions for Institutional Research, 184, 61-73


  • 学内でデータが使われるための条件:正確な結果が得られること、適切な文脈で使われること。
  • 教員とIRの連携の4モデル
    • 学部配置のアナリスト:学部が給与を折半してIRerを配置
    • フェロープログラム:半年〜1年IR室を教員が兼務
    • 機関評価の研究プロジェクト:IRデータを使う特定テーマに教員主導で取り組む
    • アドホックの研究プロジェクト
  • ただし、これを実現するには人員のやりくりとリーダーシップ、またインセンティブシステムが必要。

2020/09/10

戸田山和久(2020)『教養の書』筑摩書房


  • 古典:独りよがりにならない程度の大きさの集団に対して、国境を超えて、長期に渡って通用する作品ならなんでも古典。当然知ってるよね、こっちも知ってることを前提に進めますよ。
  • 文化が階級と結びついているからと言って、文化なしとか1種類の文化にすると、結果が悲惨になる。文化は多少の悪徳の匂いを伴う。文化は階層と結びつき、上からの軽蔑と下からの反発が動因になって文化は豊かになる。
  • 楽しみと結びついた知識の働きは検索で代替できない。
  • 教養には自分をより大きな価値の尺度に照らして相対化できることが含まれる。自分の持つ価値観や常識を、さらに高次の価値に照らして批判的に吟味することが含まれる。必要なら自分を変えていく心のゆとりを含む(闊達)。
  • 公共圏、私有圏、親密圏は簡単に調和しないし、対立する。教養はこれらの折り合いをつけるスキルが含まれる。3つの世界にまたがってしたたかに生きる=それぞれの圏にふさわしい行動を切り替えて生きていく、一貫するのは窮屈な生き方。
  • 教養の定義:社会の担い手であることを自覚し、公共圏における議論を通じて、未来へ向けて社会を改善し存続させようとする存在であるために必要な素養・能力(市民的器量)であり、己に規矩を課すことによってそうした素養・能力を持つ人格へと自己形成するための過程も意味する。
    • 素養・能力:(1)大きな座標系に位置づけられ、互いに関連づけられた豊かな知識、かつ、既存の知識を絶対視しない健全な懐疑。(2)より大きな価値基準に照らして自己を相対化し、必要があれば自分の意見を変えることを厭わない闊達さ、公共圏と私生活圏のバランスを取る柔軟性。(3)答えの見つからない状態に対する耐性、見通しの聞かない中でも少しでも良い方向に社会を変化させることができると信じ、その方向に向かって(1)と(2)を用いて努力し続けるしたたかな楽天性とコミットメント。
  • Cognitive miser:真理の認識にはコストがかかるので、認知コストを節約して情報処理を効率化する方が合理的(進化的に合理的なので合理的思考が苦手)。
  • 第1種疑似科学=テレパシー、血液型人間学、超心理学(トンデモ系がやる)、第2種疑似科学=科学の誤用=マイナスイオン、健康ビジネス(ペテン師がやる)、第3種疑似科学=複雑なシステムを対象=因果を突き止めるのは容易でないのに一方的に決めつける(科学者自身がやる)。
  • ドイツの教授資格試験に合格した学者は、私講師でスタートし、大学行政の仕事がない代わりに固定給はもらえず、学生からの聴講料で生活する。だから学生の集まる最先端人気授業をしなければならない代わりに、好きなことを自由に教えられる。これはイノベーションを生み出すのに都合がいい。学問の自由のオリジナルな姿は、国にも大学にも、何を教えるか、何を学ぶかに口出しさせない。

2020/09/09

Stupnisky, R., BrckaLorenz, A., Yuhas, B. and Guay, F. (2018) "Faculty members’ motivation for teaching and best practices: Testing a model based on self-determination theory across institution types," Contemporary Educational Psychology, 53, 15-26.


  • 有効な教授法があるのに、なぜ教員は使わないのか?→どのような動機づけがあれば使うのか?
  • Faculty Survey of Student Engagementのデータ14512サンプルを使用
  • 全機関でのSEM
  • 機関タイプ別のSEM

2020/09/08

生方裕一(2020)『自治体PDCAサイクルの有効性に関する研究 : 行政評価と会計情報に着目して』


  • 民間企業における経営手法等を積極的に導入する=戦略,内部管理,外部マネジメントを踏まえた組織経営を行うこと(Allison 1982、外山ほか 2014)。
    • 具体的には、(1)行政組織に対して,政策や担当業務に優先順位をつけ,日々戦略的に業務を行うこと,(2)優先順位に基づく戦略に従い,各々の事業に設定された業績目標の達成に向けて,どのように資源や人材を割り当てるのかを考えること,(3)行政組織の運営を職員だけが行うのではなく,住民も参画させ,職員と住民とが協働で運営する行政組織を目指すこと。
  • 行政評価の実施,評価結果等の行政評価情報や公会計情報の整備に多くの手間とコストが投入されているにも関わらず,これらの情報の有効活用については課題がある。
    • →行政評価を実施することで得られた行政評価情報と会計情報が予算編成に与える効果を検証する。
  • PDCAサイクルを回すためには,Check を行う事で得られた成果情報が Action として Plan に反映される必要がある(松尾 2009)。
  • 松尾(2006)のPDCAサイクル:
    • 実施計画作成・次年度予算編成→予算執行→行政評価→行政評価結果を基に事務事業内容の見直し・予算要求への反映・実施計画のローリング
  • 本研究のPDCAサイクル:
    • 予算編成・実施計画→予算執行→行政評価→行政評価の結果を予算編成に活かす
  • PDCA:品質管理→組織業務管理のマネジメントサイクルに発展。
    • Checkによる成果情報をいかにPlanに反映させるか。

松尾貴巳. 2006. 「地方公共団体における業績評価システムの導入研究―予算編成における行政評価システムの意義とその効果についての実証分析―」『会計検査研究』(33):121-135.
外山公美・平石正美・中村祐司・西村弥・五味太始・古坂正人・石見豊. 2014.「日本の公共経営-新しい行政」北樹出版.
大西淳也・福元渉. 2016. 「PDCA についての論点の整理」『PRI Discussion Series』16A-09.

2020/09/07

桧垣伸次(2011)「批判的人種理論の現在」『同志社法学』63(2),929-982


  • 批判的人種理論:人種と法と権力とのあいだの関係を改変することを目的とした根本的な法学運動。法制度は人種的マイノリティから力を奪うとの信条を持つ、法律の専門集団(特に学問の世界)における改革運動。
  • 主要な目的:マイノリティや他の社会的に従属させられている集団の解放。レイシズムと闘うための様々な方法論を主張。行動主義的な側面があり、理論だけではなく、実践も必要とする。
  • アファーマティヴ・アクションのような一時しのぎのアプローチではなく、根本的な社会経済的な変革をもたらすような包括的なアプローチが必要。
  • 理論的起源:民権運動、批判的法学研究、フェミニズム。
  • リベラリズム批判:既存のリベラリズム法学そのものを批判し、法の客観性、中立性、確定性に疑義を唱え、また、法の構造が、不公正なヒエラルキーをどのように維持あるいは促進させるかを、脱構築の手法を用いて明らかにした。
  • ナラティブの手法:自身の経験や、フィクションなどを論文中に挿入し、それにより、自身の主張を述べるもの。マイノリティの視点、経験を伝える方法論を展開。⇔アプローチは法的ではなく、知的な精密さを欠いており、主観的で、過度に感情的である。マイノリティは問題に近すぎるため、客観的に論じることができないという批判。

2020/09/04

高田正哉(2015)「C・ライト・ミルズの都市社会研究における高等教育への視点」『東京大学大学院教育学研究科基礎教育学研究室紀要』41,125-134

  • ミルズのアメリカ社会批判:過度な専門化による官僚制の拡大、大都市化によるコミュニティの喪失。
    • 高等教育へ批判的スタイルを適用することで、高等教育とアメリカ社会を批判する。
  • 当時の高等教育:有閑階級による独占。
  • ミルズの批判は、教育が経済的なもの中心になったことへの批判(実学転換主張ではない)。
  • ミルズの公衆:私的と公共的という2つの次元を往還して思考できる存在。公衆の対極は大衆(=私的という1次元でしか思考できない)。
  • 大都市=市民が公共的なものから離れている。←アメリカ社会はもともとコミュニティによる参加型民主主義が機能していた。→なくなると政治的なものに触れる機会がなくなる→大衆になる。
  • 高等教育=公衆のコミュニティ(大都市には公衆のコミュニティがない)。←大学は生涯教育の場。
    • 生涯学習は、古典やリテラシーを教えたり、技術の更新ではない。自己の異質性に自覚的であることを促す場であるべき。
    • 公衆のコミュニティで討議を提起するのは非公式リーダー。←それだけで討議できるのか?
    • 生活経験の言語化(知的職人性)によって対話を作ることが必要。

2020/09/02

8 Ways to Improve Your Online Course

オンライン授業を改善する8つの視点

  • 学生と個人的なつながりをつくる
    • 自己紹介をするだけ→アンケートを行い、結果を共有、その時に自分の意見を挿入する
    • 春学期どうだったか、オンライン授業はどうすれば良くなるか、秋学期に何を期待するか、この授業を取った理由は何かなどをきく
  • 学生を動機づける
    • 授業の価値、効用を説明する
  • 学生の集中を支援する
    • オンライン授業失敗の主要因は集中度
    • まず課題の提示から始める、どのような内容か、活動か、期限がいつかを示す
    • 1つの活動時間(投票、ブレイクアウト、質疑応答)を短くする
  • コミュニティ感を醸成する
    • ブレイクアウト でアイスブレイク活動をするなど、学生同士を知り合いにする
    • 授業終了後に残る
  • 意味ある議論をする
    • 目的を明確にする、ブレーンストーミング、相互教え合い、批判、診断・分析
  • 学生の参加度を高める
    • 理解度を確認するための投票活用、アクティブラーニング活動を取り入れる(ケーススタディに取り組む、文書やビデオを要約する)、
  • 公平性を担保する
    • アクセスに難がある学生に配慮する、特に同期授業に参加できない場合の代替学習機会を用意しておく
  • 学習に困難を感じる学生を特定して支援する
    • 出席状況・アクセス状況をモニターする、自己評価できる基準やルーブリックを渡す、用語集や補助教材を渡す


https://www.insidehighered.com/blogs/higher-ed-gamma/8-ways-improve-your-online-course

2020/09/01

6 Models for Blended Synchronous and Asynchronous Online Course Delivery

反転授業の6バリエーション

  • Flipped Classroom:1時間非同期・2時間同期、低学年向け
    • 動画、リーディング、クイズなどで自己学習、同期前に終わらせておく
    • 同期ではより複雑な課題、問題解決、知識構築に取り組む
  • Guided Lab Time:3時間同期(ただし学生は個人/グループで自主学習)、低学年向け
    • 自己学習の間に教員が巡回してアドバイスや相談を受ける
  •  Integrated Lab Time:1時間同期・2時間非同期・1時間同期、高学年・研究指導向け
    • 教える技術や概念を扱う議論やデモで始める、その後技術や概念を学ぶ自己学習に取り組み、その成果を最後に持ち寄って発表とフィードバックを行う
  • Capstone/Independent Learning:2時間非同期(教員支援あり)・1時間同期、高学年向け
    • 教員とのチュータリングセッションのある個人学習に取り組む
  • Project-Based Course:2時間非同期・2時間同期、高学年向け
    • 現実問題の調査に取り組み、その結果を対面で報告する、対面では相互批判を行う、個人学習中に教員は簡単なチェックインをしておく
  • Self-Directed Course:3時間非同期、自己管理できる自立した学生向け
    • 自己学習+非同期掲示板議論