2014/08/21

岡部美香(2005)「大学授業研究のこれから ―意味生成的な知の継承の場としての大学授業をめざして―」『大学教育学会誌』第27巻第2号,21-25


  • 一般教育・教養教育のあり方に関する学会(の理事)方針
    • 一般教育・教養教育の重要なモチーフは「人間が生きる」,「人間らしく生きる」,「人間として成熟する」こと。見方だけでなくかかわり方を学ぶこと。
    • そのために,専門教育の 一般教育化を図ることが必要。
    • そのために,学生・教員間の双方向的な授業の方法を開発,実践する必要がある。
  • 学会誌の授業研究は,「授業者である大学教員が授業の目的を規定し,この目的を達成するための授業方法について仮説を立てた後,この仮説を実際の授業のなかで検証することによって,授業の目的および方法の妥当性や有効性を実証する過程と成果が報告」される論文。
  • それでは,授業そのものが包摂している豊かさ,あるいは一般教育・教養教育がもつ多彩な意味を十分に把握することができない。
  • これを克服する研究は,学習者である学生が授業中,実際に何をどのように学習しているかに関する調査研究。
  • または,「学生の学習の実態を受けて,あるいは,双方向的な授業実践における学生とのやりとりを通して,授業者である大学教員が授業者として,また研究者として,どのような課題を見出したり新たな知を獲得したりしたかに関する調査研究」(??どんな研究?)。

まだ,藤田哲也(2005)「大学教育学「研究」であるために」『大学教育学会誌』第27巻第2号,16-20 の方が具体的・実践的でわかりやすい。