箕輪允智(2023)「都道府県公務員の仕事観:Q方法論による主観性の解明と都市公務員との比較考察から」『自治総研』49(540), 1-34
- 公務員の仕事:担当業務の成果を直接感じる機会が少ない(特に広域になるほど)+職員価値観の多様化=動機づけ誘因の多様化 → 仕事への動機づけ確保が困難
- 官僚行動の第一の統制は、官僚が持つ価値観(Dahl 1970)
- 問い:都道府県の職員はどのような仕事観を有しているか
- Q方法論:仕事観を捉えるといった、個人の主観性を含む価値意識を捉えることに適した調査方法
- 調査
- 「あなたが仕事を進める際のお考え」のQセット47項目
- Pセット119、事業系・管理系半数ずつ、一般職と管理職含む、ほぼ男性
- 配置図
- 47項目を重要度高・中・低に分類 → 各項目を配置図にあてはめ(=個人は強制的にアイテムに優先度をつける)→ +5と−5について、なぜそこに配置したかの自由記述
- 47項目の記述統計作成、Rのqmethodパッケージ、因子抽出Centroid法、バリマックス回転
- 4因子抽出:規範重視型、模範行動型、対人調和型、平穏着実型
- 各因子のzスコア高項目5つを提示、それぞれの自由記述併記
- 規範重視の人数が特に多い