2022/02/14

武谷慧悟(2021)「授業へのエンゲージメントに及ぼす調整方略の複合的効果」『大学評価・学位研究』22,3-18

  •  エンゲージメントの3側面:
    • 認知=注意,集中,挑戦への選好,認知的な参加を含めた概念
    • 感情=楽しさ,熱中,退屈,不安といった学習者の感情的な反応に関する概念
    • 行動=学習や学習課題に関する関与,努力や持続性,忍耐などを含む概念
  • エンゲージメントと動機づけの違い
    • 私的で観察不能な心理的プロセス
    • 公的に観察可能な行動
  • 動機づけは安定性の高い順に
    • 全体(特性):個人特性としての比 較的一貫した動機づけ
    • 文脈:特定の活動に対する動機づけ
    • 状況:いま・ここにおける動機づけ
  • エンゲージメントを形成する要因
    • 学生の置かれた文脈(学校規模、教員支援、同級生との関係、学習課題の特徴等)
  • 調整方略:学習に投入する努力量を規定する→エンゲージメントを高低させる調整方略の組み合わせを明らかにする
  • 従来:成績重視方略=感情エンゲージメントに負→他の方略と組み合わせて高める
  • 授業に関心がない学生:学習内容と自分の興味をむずび付ける+個人で学習+成績を目標にしない指導→感情的エンゲージメントを高めることが重要