2014/11/10

松下佳代・田口真奈(2012)「大学授業」『生成する大学教育学』第3章


  • 教育から学習への背景:ユニバーサル化と学生獲得競争。
  • 学習論では,学習は自己・対象・他者の3つの構成要素から成ると考える。
  • ヘンダーソン(1992)の民主主義的な生活のための教育の3つの学び:教科学習・自己学習・社会的学習
  • エンゲストローム(1994)は,上のつを主体・対象・共同体ととらえた上で,それらを結びつける媒体に道具・分業・ルールがあるとした。(道具には言語や記号を含む)。
  • 授業を構想するときに,プログラム(4年)・コース(半期)・授業(1コマ)があり,コースデザインは主に2番目を指す。
  • その時に大事なのが単位時間の考え方。
  • 学習ピラミッドは,内的活動と外的活動が分けられていない。(コピペで作った発表課題など)。
  • 内的活動に着目すると,深い学習と浅い学習がある。ただし,これは学生の学習へのアプローチを分類したもの。深い学習は高等教育の目標とされる。(高校までに浅いアプローチを身につけているため。)
  • 講義は何を話すかという内容の組み立てに関心を払うが,学生のどのような学習を生起させるかの発想が希薄。
  • 教育技術は,(1)条件通りやれば常に再現できる(板書を真っ直ぐ書く方法),(2)器具・方法・注意事項を明記し図や写真を添付すれば輸出可能な技術(対流を調べる際の実験方法),(3)教師と子供・施設などの条件との相互作用を持ち直ちに輸出できないものに分けられる。