2012/04/09

真田茂人(2008)『魅力的な組織を創るリーダーのための「自律」と「モチベーション」の教科書』CEOBOOKS


  • マーケット拡大期はつくれば売れるという正解がわかっているので,競争のポイントは効率。リーダーシップは支配型,マネジメントは管理命令型,メンバーシップは服従忠誠型。
  • 現代は,正解が顧客の中にある時代,競争のポイントは正解の発見。リーダーシップはサーバント型,マネジメントはモチベーション向上・協力型,メンバーシップは自律・セルフモチベーション型。
  • コーチングがうまく使えないのは,その人の中に答えがあるという肯定的で主体性を重視した手法で,一定の思想や価値観・人間観が内包されているものなのに,伝える段階で単なるテクニックとしてしか伝わっていないため。
  • 人間はイメージできないことは行動するのは難しい。イメージできるかどうかが自律と依存の分岐点。
  • 欲求は強さと満たされ具合のギャップの意識で決まり,この欲求の個人差がマネジメントを難しくする。リーダーは欲求を満たすよう指導する。
  • 組織力は,愛・所属の欲求から生まれる。個人主義,序列の崩壊,雇用の多様化,コミュニケーション欠如,メール文化はこの欲求を満たしにくくする。
  • 仕事をする上で,力・価値の欲求が重要。ほめるよりも認める(結果承認,事実承認,存在承認)ことが自律を促す。さらには,自己評価,仕事の定義の仕方を変えることでも促せる。
  • ギャップアプローチよりポジティブアプローチ。
  • 自由の欲求は,権限委譲で促す。
  • 楽しみの欲求は,仕事をおもしろくすることで促す。学びは本来最大の楽しみ。
  • 危機感で人を走らせると克服すると元に戻る。お互いを意識して協力して作り上げるクオリティタイムをつくる。