French, S, Dickerson, A. & Mulder, R. (2023) A review of the benefits and drawbacks of high‐stakes final examinations in higher education, Higher Education,
- 大学教育での試験の問題は十分検討されていない
- 期末試験は広く使われているのに、エビデンスや教育の視点が弱い。
- 主な2つの問題
- 評価方法の多様性が損なわれる:学生の知識・能力を多免停に理解する必要がある
- 総括的評価に偏りすぎ:フィードバックを犠牲にしてカリキュラムを支配する
- 既存文献のスコープレビューを実施→コーディング→7テーマを抽出
- (1)記憶再生・保持
- 試験は記憶保持が向上する ← 期末より直後の小テストの方が定着が高い
- 定着が早く終わることも問題
- (2)モチベーションと学習
- (3)真正性・社会的レリバンス
- 社会では事実の再生よりも、コミュニケーション、批判的思考などが重要
- フィードバックが受動的、失敗から学べるものが少ない
- (4)妥当性・信頼性
- 妥当性の検討は義務ではない、実際にされることもない
- (5)不正行為
- (6)ストレスや不安
- ストレスを高めるという指摘もあるが、それが学習成果を下げないという議論もあり、未確定
- (7)公平性・公正性
- 試験は公平というが裏付けがない。性別でのパフォーマンスの差がある。
- 試験重視の風潮は、エビデンスに乏しい。