ピーター サックス(後藤将之訳)(2000)『恐るべきお子さま大学生たち―崩壊するアメリカの大学』草思社
- ポストモダンな学生は、学習の価値を知ってはいるが、エンターテイメントで面白がらせてもらうのを期待している。彼らは、資格を得ることには抜け目なく敏感だが、自分で成功を手に入れようという動機付けはほとんどもたない。これこそがジェネレーションXの本質である。
- 私の学生の多くは、自分自身に対して非常に大きな期待を持っていたが、その高い目標を達成するために学校ではあまり熱心に勉強していなかった。他の商品を買うのと同じように、自分自身をカレッジの消費者と見なして、彼らは自分が成功するかどうかについての責任の多くを、自分自身の知識や技能や実績にではなく、むしろ教師としての私や、教育システムそのものに置こうとしていた。
- 彼の話では、とにかくクラスを黙らせたかった。成績ばかりを考えるのをやめて、アメリカ史に集中してほしかった。もう一度、学習に集中してはくれないかと、彼らにポイントをあげたのです。
- 第1の優先事項とは、セールスを、つまり入学者数を最大化させることである。そして、それをすることは、学術水準をいい加減にする可能性があるということだ。仕事を失うまいとする教師はきっとそうするだろう。
- 高等教育水準を維持するための問題の多くは、そもそも学生消費者自身が、大学レベルの学術水準をクリアするために労力を使うのを望んでいないということに起因する。
- 成績証明書に学生のクラスの成績を、クラス平均とクラスサイズと共に公表する。キャンパスの全授業について、意味のある成績分布を規定する。
- どうかあきらめないで下さい。ほとんどいないけど、勉強したがっている私たちにチャンスを下さい。